徳川家康の言葉
『東照宮遺訓』
一、人の一生は、
重き荷を負うて遠き路を行くが如し。
急ぐべからず。
一、不自由を常と思えば不足なし。
一、心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
一、堪忍は無事長久の基。
一、怒りを敵と思え。
一、勝つことばかり知りて負くるを知らざれば、
害その身に至る。
一、己を責めて、人を責むるな。
一、及ばざるは過ぎたるに勝れり。
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7~8年ほど前でしょうか。家族旅行で東照宮に行きました。
そのときに全文を知りました。
「人の一生は、・・・」の節は聞いたことがありました。
幼少時代に辛酸をなめ、「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」
と例えられた家康らしさがにじみでています。
私が着目したのは、「及ばざるは過ぎたるに勝れり。」の部分
でした。最終的に及ばなくとも、努力したことに意味があるという
ことでしょうか。その働きは次の機会に必ず役立つと思います。
家康は、「過ぎたるは及ばざる如し(孔子が「論語」に書いている
言葉だそうです)」を当然知っていたでしょう。
ドンキ・ホーテ 続編(一)に「過ぎたのは足りねえのと同じでさ」
というサンチョの言葉がありました。
以前にセルバンテスは家康と同時代の人と書きました。イスパニア
にも孔子の言葉が伝わっていたのでしょうか。
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